2017年3月26日日曜日

働くためには、雇われることが必須ではないと思う

就職が決まらなかったり、面接に通らなかったりする今日このごろですが、
働こうとは思うわけですよ。

でも、採用されないと働けない、みたいなことを考えるわけです。
で、採用されないなら起業するしか無い、とかいう展開になるのを
何度か見た気がするわけです。

 ところが、現実には起業した人が3年以内に廃業する率
みたいな統計データを見せつけられると、現実は厳しいわけです。

で、途方に暮れるわけですが、
思ったんです。解決策があると。

「自分のために働く。雇われない、起業もしない」
という生き方があるんじゃないかと。
自分のために、というのは自分の生活に関することを自分でやる、
というだけのことです。料理を自分でやるとか、そういうことから始めて、
最終的には、畑を耕したり、自分の家を自分で作ったりするようなイメージです。
都市が出来上がる前って、みんなそういうことをしてたんですよね、たしか。

半農半Xとかセルフビルドという単語に憧れているわけですが、
それって自分の生活を自分でコントロールできている気がするんですよ。
農というのは食をコントロールできるようになるでしょうし、
セルフビルドは住をコントロールできるわけです。
衣にはあまり興味が無いのか、今のところ気になりませんが、
もしかしたら、何かできるかもです。

分業が進んで、社会全体の生産性が向上して云々、
その結果どうなっているのかと、結局長時間労働、
余暇が増えてない、給料に不満、とかなわけです。

市場での競争というのは厳しいです。
無理して市場で競争しない生き方をしたいです。

今日は自分がどうしたいのか、ということをいつも以上に考えました。
そういう日に限って、人材紹介会社のスカウト メッセージが来て、
心が乱れたりしますが。

最近パンを作るようになって、食に関して自分がコントロールできる部分が少し増えました。
強力粉とドライイーストは保存が聞きますから、近所にスーパーやコンビニがなくても
パンが食べられる、ということです。節約にはなりませんが。
そういうレベルの小さなコントロールの獲得をしていくのが、今年の目標です。

転職が決まるか決まらないかは、わかりませんが、
どうなっても自分なりに前進します。
そう思うと多少気が楽になりました。
とりあえず、セルフビルドの本を読みましょうかね。
その前に、今読んでるクリス・アンダーソンのメイカーズを読み終えるのが先ですが。